みんなは土砂崩れの前兆現象って知ってる?
豪雨によって引き起こされる、
災害の一つに土砂災害があります。
これは非常に危険な災害です。
今回は土砂災害の一つ土砂崩れについてや、
土砂崩れの前兆、土砂災害警戒情報について、
触れていこうとおもいます。
目次
土砂崩れとは
多くの方は、土砂崩れによって被災した、
という経験がないと思います。僕もそうです。
ですが土砂災害は豪雨の時に必ずといっていいほど死者が出てしまうほど危険な災害です。
そうですよね、お答えします。
まず、つちすなくずれではありません。
ここはしっかりと覚えて帰ってね。 (当たり前だろ、馬鹿にしてんのか
土砂崩れって何?
ざっくり土砂崩れについて説明すると、
基本的に山の上から下に、雨などによって地盤が緩み、
土砂が流れ落ちてくる現象が土砂崩れです。(ざっくりすぎだなおい
上の画像のように、土砂がまるっと崖下に落ちて巻き込まれる。
土砂崩れは突発的に発生してします。そして急斜面で起きるため、土砂の速度は早く威力も高い。
だから気がついても逃げれずに、土砂に巻き込まれてしまい家財に甚大なダメージを負わせたり、
命を落としてしまう事が起きてしまうのです。
土砂崩れの原因
土砂崩れが起きる原因としては豪雨が最も大きな原因です。
特に最近の雨は異常な傾向があり、線上降水帯や台風などの豪雨が原因で発生しています。
他にも、地盤が緩んでいる時に地震が原因で土砂崩れが起きる場合もあります。
豪雨の原因となる台風や線上降水帯については以下の記事で解説しています。
土砂崩れの発生箇所
山の近くに住んでいない限り、
出会う確率は少ないとおもいます。
しかし、これはあくまで生活圏内に
山がない時の場合です。
旅行や帰省時はどうでしょうか。
想像してみてください。
旅行先が山の近くを通る、
旅行先の宿が山の近くにある。
実家が山の近くに住んでいる、
ド田舎僻地山奥に実家がある。(馬鹿にしてんな
こういう状況であれば、
土砂崩れにあう可能性は割とあるとおもいます。
そう考えると、
僕らも土砂災害の危険性について、
ちゃんと把握しておかなければならないのです。
土砂崩れが起こるタイミング
一般的に、
1時間に20mm以上、
降り始めて100mm以上の雨量になったら危険信号。
この1時間に○○mmって表現、
くっそわかりにくいよね。(表現汚くてごめん
今回の1時間に20mm以上というと、
傘をさしていても体が濡れるレベルの強さ。
車のワイパーを早く動かしても見えづらいレベルの強さ。
(なんとなく伝わるかな
土砂崩れの対策は
そんなこと言っても、
俺、山の近くに住んでるし。
なんて方もいるかと思います。
土砂災害そのものを対策するのは、
とても難しいです。
土の状況、草木の根の張り方、斜面の角度など。
場所に応じで土砂災害が発生しやすいか、発生しにくいかなどが変わります。
なので専門の業者さんに依頼し、
物理的に対策を立ててもらう方法しかありません。
しかし、個人で対策をするとなると、
莫大な資金が必要になります。
だから土砂災害の対策って基本的には国が対策してくれるのを待つしかありません。
(日本は無駄遣いしすぎなんだから、こういう対策に金使えよ。
土砂崩れの前兆と対策
じゃあ僕たちはどうすればいいのか。
山そのものに土砂崩れが起きないように対策するのは難しいので、
僕たち自身が、土砂崩れに合わないように回避するしかありません。
では回避するための手順を解説してきます。
1.土砂災害ハザードマップを確認
各県や自治体のホームページをみて、
まずは本当に自分の住んでいるところが、
危険な場所なのかを確認してください。
そして、どこへ避難すればいいのか。
どのルートで避難すればいいのかを確認してください。
これも生き残るために大事な情報です。
下に国土交通省のサイト貼っておくので、
自分の住んでる場所のハザードマップをまずは確認してください。
2.土砂災害警戒情報が出たら危険
次は土砂災害警戒情報について確認します。
気象庁から、大雨の影響により土砂災害の危険性があると判断された場合に、
発表する情報です。
この情報が発表された場合、警戒レベルが4相当となり、かなり危険な状況です。
場合によっては避難勧告や避難指示が出される危険度です。
警戒レベルに関しては下記で解説しています。
気象庁は、
下の画像のように色ごとに土砂災害の危険度がわかるように情報を提供しています。
僕がよく携帯で確認する土砂災害の情報を確認するページを教えます。
1.土砂災害警戒情報
下の気象庁のページにアクセスしてもらえれば現在の土砂災害の状況がわかります。
2.土砂災害の危険度分布
上の画像のように危険度が色ごとに確認できるページです。
これも気象庁のページです。
仮に、ハザードマップを見て
住んでいる地域が土砂災害の危険がある場所で、
さらに土砂災害警戒情報まで発表が合った場合は、迷わず避難しましょう。
避難するときは必ず防災セットを持ってくように。
もし逃げるのが困難な場合は、
家の山側ではない2階部分に避難しよう。
土砂災害の被害で一番多いのが、
木造住宅の1階部分
だから2階に逃げておくべきなんだね。
3.土砂崩れの前兆
土砂災害には、3つの種類があって、
このブログでは土砂崩れにフォーカスを当ててるんだけど、
残りの2つ「地すべり」「土石流」も違うブログで解説していくね。
で、土砂崩れの前兆に起きる現象がある。
●上から小石が落ちてくる
●崖にひび割れができる
●地鳴りがする
●水が湧き出る
●湧き水が止まる・濁る
2.土砂災害警戒情報が出たら危険
3.土砂崩れの前兆を知る
土砂崩れの前兆まとめ
これを見て土砂災害が少しでも、
危険なものと認識していだだければ、幸いです。
災害時は知っているか知らないかで大きな差が生まれます。
なので土砂崩れの前兆が起きてやばい時は逃げようぜ。
まぁ俺は仕事から一番逃げたいけどね 笑
豪雨で発生する災害の対策ついては以下の記事で解説しています。
避難の目安になる警戒レベル、河川の氾濫情報を確認できる指定河川洪水予報など、
豪雨災害に巻き込まれないために事前に確認すべき情報を解説しています。
以上、防災やってみたのこーちゃんでした。
ばいばいばーい