
土石流危険渓流という言葉はご存知ですか?
土石流の発生する可能性があり、
尚且つ人が住む家や公共の施設に被害のおそれがある渓流を土石流危険渓流と定義しています。
先日の九州の豪雨でも土石流が何件か発生しております。
土石流に巻き込まれないために、危険渓流を知っておく必要があります。
今回は土石流危険渓流とは何か、
危険な渓流の探し方について触れていきたいと思います。
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土石流危険渓流の定義とは

土石流危険渓流
土石流危険渓流とは、上でも記載している通り、
人の住むエリアに土石流の被害をもたらしそうな渓流を土石流危険渓流と定義しています。
その答えは川だったり沢だったりが渓流と言われています。
つまり川や沢の近く、もしくは三角洲や扇状地となっている場所に住んでいる場合は、
土石流危険渓流でないかの確認が必要です。
驚きの情報ですが、
平成15年の時点で土石流危険渓流は日本に183,863箇所も存在しています。
そしてこの土石流危険渓流は3つにレベル訳されています。
土石流危険渓流Ⅰ
人が住んでいる家が5戸以上あり、
多くの公共施設(駅やショッピングモール、病院や学校)などの人が沢山いる重要な施設がある渓流と定義されています。
この危険渓流Ⅰに指定された場合、その渓流で土石流により多くの被害が出る可能性がある場所です。
豪雨のときは近づかないようにしましょう。
土石流危険渓流Ⅱ
人が住んでいる家が4戸以下の場合、危険渓流Ⅱに指定されます。
こちらも住んでいる人が少ないからといって、危険に変わりありませんので、
土石流危険渓流Ⅱに指定された渓流付近にお住まいの方は、豪雨のときは早期避難を心がけてください。
土石流危険渓流Ⅲ
人が住む家がないが、今後家が建つ可能性がある場所。
これは今のところは危険はないけど、今後危険になりそうな箇所のことを言ってます。
もし川が流れる自然豊かな場所の土地購入を悩んでいる場合は、
土石流危険渓流Ⅲに指定されている場所ではないことを確認するのをおすすめします。
土石流危険渓流の調べ方

土石流危険渓流の調べ方,引用:土砂災害ポータル広島
土石流についてわかってきた所で、
次に知りたいのは、どこに危険渓流があるかが知りたいよね。
自分の家の周りに危険渓流があるのかないのかは確認すべきだと思っています。
上の画像は広島県がまとめている土砂災害のマップです。
県ごとに危険度が高い箇所が何処か、わかりやすくまとめられているのです。
では危険渓流を調べていきましょう。調べ方はいたって簡単です。
各県のホームページにアクセスしてみてください。
県ごとにホームページが統一されていないので、どこにあるかは指定できませんが、
下の画像のように土砂災害についてまとめているページがあるはずです。(千葉県より抜粋

千葉県土砂災害
この土砂災害危険箇所って項目の中に基本的にそれぞれの県ごとの、
土砂災害が発生する可能性のあるところが、マップ上に見やすく表示されるようにまとめられています。
具体例として千葉県の鴨川市の土石流危険渓流マップを下に貼り付けます。(鴨川シーワールドのあたりです

鴨川市土砂災害危険渓流
こんな感じで色分けされており、パッと見で見やすくて探しやすい。
なので皆さんも県のホームページから自分の住んでいる場所を確認してみてください。
(鴨川シーワールドのあたりも土石流危険渓流があるんだという発見)
国や県って受身なんだよね。
こういう使える情報があるのに、ぶっちゃけ認知度はかなり低い。
もっと周知すれば防災に対する意識も上がるし、被害は少なくなるしの一石二鳥なのに。
なんかもったいないなーという印象です。(完全な愚痴ごめんよ
土石流危険渓流の定義のまとめ
土石流はとても危険な災害です。
せき止められていた水が恐ろしい速さで川を降ってきます。
正直、目の前に迫っている状況だったら逃げ切ることは不可能に近いです。
だからこそ、事前に避難しておく必要があるのです。
そのためにまずは、土石流危険渓流が近くに有るのか確認をお願いします。
事前に危険を認識していれば行動が変わります。土石流を甘く見ないようにね。
ばいばいば-い