新型コロナウイルスが発生してから半年近くが経とうとしています。
しかしCOVIT-19のワクチンは未だ開発されていません。
世界的にコロナワクチンの開発に取り組んでいますが、
実用化できるのは1年から1年半掛かると言われています。
※2021年10月現在では誰でもワクチンを打てる環境になっています。
今回は新型コロナウイルスのワクチンについてや、
日本での実用化はいつ頃になるのかについて触れて行きたいと思います。
目次
新型コロナウイルスのワクチン
新型コロナウイルスは怖いですよね。
現状2020年4月27日の段階ではコロナのワクチンはまだ開発されていません。
ですが落ち着いてください、ワクチンは現在進行形で世界各国で研究されています。
その前にそもそもワクチンって何かご存知でしょうか?
今後ワクチンが開発されて行きます。
自分に注射して体に入れるものなので事前に知っておいた方がいいです。
ワクチンとは
ワクチンは簡単に言うと弱くしたウイルスや無毒化したウイルスなどを体に取り込んで、
そのウイルスに対する免疫を体に事前に作っておいてもらう為に使用するものです。
この人間の体で作られる免疫は細菌やウイルスを攻撃してカラダを守る役割があります。
免疫が体で作られれば、体はウイルスと戦う術を知っていることになります。
なのでウイルスに感染しにくくなったり、
感染しても重症化しにくくなるのがワクチンを打つメリットになります。
もっとわかりやすく言うと、ワクチンって学校の試験と同じで、
試験のときって事前にテスト範囲は勉強するよね? (ノー勉主義の人は知らん
体にもワクチンで事前にこんなウイルスが来ますよって、
体にウイルスとの戦い方を予習してもらうイメージです。
ワクチンが事前に配られるテスト対策プリントみたいな感じ。
事前に勉強していれば、問題は解ける。体も同じでウイルスが分かっていれば戦える。
ワクチンの副反応
どんな薬でも副作用は存在します。
特に生ワクチンと言われる種類のモノは病原体が、
生きているものを使用するので副反応が出る場合があります。
もちろん病原性を弱めたものなので重症化することは稀です。
ですがワクチン摂取後に体でウイルスが増殖するので熱が出たり、
部分てきに腫れたり発疹の症状がでることがあります。
ただ、自然に感染する形に近いので免疫をより多く獲得できます。
一番馴染みのあるインフルエンザの予防接種は、
不活化ワクチンと言われるウイルスの感染する力をなくしたものから作られるワクチンを使います。
こちらも発熱や腫れ、発疹などの副反応が現れる場合があります。
コロナのワクチン
コロナのワクチンについては生ワクチンになるのか、
不活化ワクチンになるのか明確な情報はまだありませんが、
中国で興味深い情報があがっています。
サルに対して開発中の不活化ワクチンを投与した実験で、
大きな予防効果を発揮したとの情報です。
4月26日 AFP】米ナスダック(Nasdaq)に上場している中国のバイオ医薬品企業シノバック・バイオテック(Sinovac Biotech)は、開発中の新型コロナウイルス向けワクチンが、サルを対象とした動物実験で初めて「大きな予防効果」を発揮したと発表した。
同社によるとアカゲザル8匹を対象にした実験で、開発中のワクチンを4匹には多めに、残る4匹には少なめに投与し、3週間後に新型コロナウイルスにさらしたが、8匹とも発症しなかった。
引用:AFP BB NEWS,中国企業が開発中の新型コロナワクチン、サルで「大きな予防効果」
着実にワクチンの開発が進んでいて、少し安心しました。
この調子で一般の人に打てるようになるまで進んでいって欲しいです。
日本での実用化はいつ頃なのか
一番気になるのが、日本でいつ使えるのか?ですよね。
世界でもコロナのワクチンは進められていますが、
日本でもコロナのワクチンについては研究が進んでいます。
いくつかご紹介します。
UMNファーマと国立感染症研究所
塩野義製薬って薬の大手の会社で聞いた事あると思うんだけど、
そこのグループ会社であるUMNファーマって会社と国立感染症研究所が、
共同でワクチンの開発を行うことが発表されました。
製薬大手の塩野義製薬はグループ会社であるUMNファーマと国立感染症研究所で共同開発を行うと発表しました。
引用:テレ朝NEWS,対新型コロナ国産ワクチン 年内の臨床開始へ準備
年内に臨床試験開始を目標に開発を進めている模様です。
ちなみに臨床試験って人に対して行う試験になります。
多分だけど、アビガンと同じで年内に治験としてワクチンを打つことができる用になるかも知れません。
アビガン自体も治験という名目で現状は投与しているので。
将来的に1000万人規模のワクチンを提供する体制を整えると言っています。
ちなみにUMNファーマって会社はワクチン開発を専門としているスペシャリストの集団です。
インフルエンザのワクチン開発で結構功績を上げているみたいです。
アビガンについては詳しくは下記で解説しています。
アンジェスと大阪大学
アンジェスという優れたDNA製造技術がある会社と、
大阪大学が共同で新型コロナのワクチンの開発が進んでいます。
こちらの臨床試験は早くて今年の9月から行われる模様です。
一方、実用化に向け「本年9月に、数100人程度のより大規模な試験を開始する」としており、来年春には現在開発中の新型コロナ感染予防DNAワクチンの実用化(100万人程度)が実現する見込みだ。
引用:医薬通信社,来春にも新型コロナ感染予防DNAワクチン実用化へ 森下竜一氏 (大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学寄附講座教授)に聞く
この共同開発で作られているのがDNAワクチンと言われるものです。
これは病原体を使わないワクチンで、詳しくは難しくてわからんです。笑
DNA ワクチンは、危険な病原体を一切使用せず、安全かつ短期間で製造できる特徴があります。対象とする
病原体のたんぱく質をコードする環状 DNA(プラスミド)を接種することで、病原体たんぱく質を体内で生産し、
病原体に対する免疫を付与します。弱毒化ワクチンとは異なり、病原性を全く持たないため、安全です。引用:アンジェス,アンジェス、大阪大学が手掛ける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)向け DNA ワクチン共同開発:WHO(世界保健機関)が公開するワクチン開発機関一覧に掲載
上の分を読んでもわかりにくいよね。
というか言ってる意味がわからないけど、とりあえず安全であることはわかります。 (適当
こちらのDNAワクチンにも期待したいですね。
コロナワクチンまとめ
コロナのワクチンができるまで時間はまだ掛かります。
ですが、着実に研究と開発は進んでいます。
ワクチンの開発が順調に行けば年内にも、臨床試験が行われます。
そうすれば来年には誰でもワクチンが打てる環境になります。
それまで今は耐えましょう。
コロナとの戦いに勝つ鍵を人類は既に持っているのです。
新型コロナウイルスに関しての難しい用語が多くてわかんない!って方向けに、
以下に記事で症状・予防方法・治療・現在の状況などについてわかりやすくまとめてます。
この記事を見ればコロナについての情報が一気にわかるようになります。
こちらもご覧ください。
以上、防災をやってみたのこーちゃんでした。
ばいばいばーい