竜巻が発生しそうな場合に、
気象庁から発表される竜巻注意情報ってみんな知ってる?
的中率は20%~30%程ですが、
竜巻が発生しそうな時に前もって気象庁が予告してくれるんだよね。
これ実は竜巻注意情報が発表されたらかなり危険な状況です。
それはなぜかというと、
今回は竜巻注意情報について触れていきたいと思っちゃったりしてる。
目次
竜巻注意情報と的中率
気象庁の取り組みで、
2014年9月2日より竜巻発生に関する情報を含む竜巻注意情報を発表することになったんだよね。
竜巻は積乱雲の下で発生して、時にはとても激しい突風(ダウンバースト)を起こします。
この事前に気象庁が管轄する気象台で感知して各地域に発表するって感じ。
基本的に竜巻注意情報は段階的に発表されていきます。
○1日前~半日前
→気象情報にて竜巻などの激しい突風のおそれ
事前に気象庁が竜巻が起きそうな気象状況だと予告してくれるんだね。
○数時間前
→雷注意報にて「竜巻」と明記
雷注意報と同じタイミングで発表される事が多いです。
これは竜巻を発生させる原因の積乱雲が雷を伴っている場合が多いからです。
積乱雲については下記記事で解説しています。
○竜巻発生の気象条件が"今"整った場合
→竜巻注意情報の発表
この段階はいつ竜巻が起きてもおかしくない状況だから最大限の注意が必要です。
これは予測であって、竜巻注意情報が出たら必ず竜巻が発生するとは限らないけどね。
これは気象庁も言ってることだから注意してね。
竜巻発生の的中率はまだまだといったところです。
気象庁の発表によると竜巻注意情報を出した後の、
的中率はドンピシャで5%程となっています。
竜巻かな?っていう激しい気象現象も含めると的中率は20%~30%になっているという具合です。
これまでの評価結果から、竜巻注意情報の適中率は概ね5%程度となっています。
竜巻等の突風の現象は局地的に発生するため、竜巻等が発生してもその被害を確認できない場合があります。 また、竜巻等の突風の発生にいたらない場合でも、雷や強風を伴うなど激しい現象となる場合があります。 アメダスの観測で瞬間風速20m/s以上を観測した事例も含めて検証すると、適中率は20~30%程度となります。引用:気象庁,竜巻注意情報の精度について
※これは海上で発生した竜巻は含んでいない
それにしても、技術は進歩しているんだな。
今や竜巻すら発生する可能性を見極められるところまで来てるんだから。
この調子で地震すら発生を予測できるようになってくれるとありがたい。(まだ無理だな
竜巻発生角度ナウキャスト
気象庁では、竜巻に関する情報は、
竜巻注意情報以外にも竜巻発生角度ナウキャストというサービスを提供してます。
簡単に説明すると、
場所ごとの竜巻の発生する確度をリアルタイムに地図上に表示する。
詳しいのは下の画像を見てもらったらわかりやすいと思うんだけど、
今発生する可能性がある場所に赤と黄のマークがつくイメージです。
このサービスも的中率は高くても14%ほどなので、
発生確度が2だったとしても必ず竜巻が起こるとは限らないからね。
ここもまだ課題の部分だね、確実に発生を予測するのはまだ技術的に難しいみたい。
的中率が低いからと言って、起こる可能性もあるので、
竜巻発生確度ナウキャストで発表されている場合は、
不要な外出は避けてください。
まだまだ的中率は高くないですけど、
自分の地域で竜巻が発生する可能性があることを一目で分かるのは良い技術だね。
竜巻注意情報が気象庁より発表されたら、活用していきましょう。
ナウキャストのリンクは気象庁 竜巻発生確度ナウキャストから飛んでください。
また竜巻被害に合わないために、
下の記事に竜巻の前兆や対策を書いてあるので確認しておいて。
竜巻が発生した場合、建物への被害も予想されます。
特に突風による被害が大きいのは窓ガラスです。
突風時の窓ガラスの対策を書いてますので併せて確認しておいてください。
竜巻注意情報の的中率のまとめ
最近の技術はすごいよね。
竜巻すら予測が可能になってきているんだから。
的中率はまだまだ低いですが、目安にはなります。
こんな風に様々な災害の対策を政府は行っています。
でも僕たち一般の方に、多く周知できていないような気がしてます。
なんでなんだろうな、いい情報やいいツールがあるのに、あまり浸透しない理由。
この情報もまだ知らない人に届いて、活用して頂けると防災につながるかと思います。
竜巻注意情報の的中率がもっと高まると浸透するかもね。
俺らの日本の悲惨な将来も予測して対策してくれよ日本の偉い方(心の叫び
的中率100%の予言をします。
明日は必ず来ます。 (100%的中するわ
以上、防災やってみたのこーちゃんでした。
ばいばいばーい